女學生ノオト

17歳JK、高2の日記です(╹◡╹✿)

イスラエル+ロシア旅行④パレスチナからロシア、そして帰国

前回まで

jk17.hateblo.jp
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今日はパレスチナベツレヘムへ日帰り旅行に出かけます。
そして夜になったら空港へ。いよいよ帰路につきます……。
(あ、帰りもまたロシアに寄ります)



5-1. 僕だけがいる街

朝、街に出かけてみると……。

誰もいない。



前回の記事で紹介したとおり、前日の夜からユダヤ教の休日・安息日が続いているのです。
安息日に働いてはいけないので、当然店は閉店。
買いに来る客もユダヤ人なので、みんな自宅で過ごしている。

この日は店が開かないばかりか、鉄道やバスまで運休になります。




とはいえ、これはあくまでユダヤ人の話。
この日が安息日ではないムスリムキリスト教徒にとっては普通の日。
なので、ユダヤ人以外の人たちも多く暮らす旧市街やエルサレム東部はいつもの活気がある日常が続きます。




アラブ系が多い東エルサレム



KFCではない。AFC

ちなみに、次に訪れたベツレヘム(Bethlehem)には「BFC」がありました。




5-2. パレスチナ自治区

エルサレム無人
というわけで、今日はパレスチナ自治区ヨルダン川西岸地区ベツレヘム(Bethlehem)に日帰りで向かいます。

パレスチナ……といっても、地図にある通りエルサレムのすぐ隣街です。
しかもここは(今でこそパレスチナ人の街だけど)キリスト教の聖地。世界的な観光地なので、それほど危ない街ではありません(もちろんだからといって安全なわけではない)。






丘の上の街。






エスの生まれた場所・聖誕教会





人が多い!





ここでキリストが生まれた……といわれています。





ヨーロッパ風のイスラエルとは雰囲気が違う。





キリスト教の聖地だが、現在多数派なのはムスリムイスラム教徒)とくまちゃん。






左端・青い番地のプレートには「アラビア数字」と「アラビア文字の数字」が2つ並んでいる。
……なんと、私たちが使うアラビア数字はアラビア語では使わないのです。




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スタバ…………???

ネスカフェが飲めるスタバとは。





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パレスチナ料理とパレスチナ地ビール「タイベビール」。





ベツレヘム大学。








遠くに見えるのはイスラエルかな?パレスチナかな?


観光で廻るかぎりでは、ここが“あの”パレスチナだとまったく感じないほど平和な街でした。

それでも、隣街に行くだけなのに、エルサレムからベツレヘムまでの道の途中には兵士が監視する「検問所」があります。
しかもイスラエルパレスチナはそのまま通れるのにパレスチナイスラエルは全員が身分証明書を提示しないといけない。

もう少し遠くに出かけると、ユダヤ人とパレスチナ人を隔てる「分離壁」が見えてくるそうです。





5-3. さよならイスラエル


エルサレムに帰ってきたときはもう夕方になっていた。





明日の早朝に出発です(´・ω・`)

飛行機に遅れないよう、今日のうちに前泊します。





本日のホテルです!

長椅子で三時間ほど仮眠しました。
意外と人間どこでも寝れるもんだな……。


入国のときも体験しましたが、イスラエルの出国審査は入国以上に厳しいらしい。出発の3時間前には空港に着いていないといけない

で、ちょうど3時間前に起床したのでイミグレーションにチャレンジしてみると……。

  • 「自動チェックイン機あるやんけ!ポチー」
  • 荷物検査に列んでみる
  • →追い返される
  • →自動チェックイン語に空港係員と一対一で面接しないといけなかった
  • 「他人の荷物を預かってないか?」「武器持ってないか?」などを日本語の質問票で答える
  • 今度こそ荷物検査に列ぶ
  • 20分ひたすら待つ
  • 「ここに並ぶな、別の列に行け」と誘導される
  • 再び20分ひたすら待つ
  • リュックやポシェット、荷物全部をポケットの中一つ一つまで開けられる
  • Wi-Fiの機器などが出土するたびに記録をとられる(事前に出しとかなかくてごめん)
  • 荷物検査が終わり、いよいよ出国審査へ
  • 顔認証の自動化ゲートで、30秒で終了

最後だけなにもしないのかよ!

そんなわけで、無事に怪しい外人枠で身体検査を受け、2時間かけて出国審査を抜けました






ありがとうイスラエル




6. オープンキャンパス in ロシア


帰りもモスクワ経由なので、再び市内観光に向かいます。
滞在時間は往路が10時間(自由時間3時間)、復路が9時間(自由時間2時間30分)です。







川の上に地下鉄の駅が(そしてモスクワ川は氷っている)






寒い。
寒いを通り越して指先と耳が痛い。

昨日まで日中20℃のとこにいましたが、今は昼間で-14℃です。





高層ビルと煙突。モスクワ市街の遠景。

凍えながら眺めていると、すかさず売店の人々が帽子と手袋を買うようすすめてきました……。意地でも買わないぞ……寒い……。





モスクワ大学
高さ240m。
大きすぎて高層ビルという実感が湧かない。魔王の城かよ。

いま私は高2なので、これからの進路の候補にモスクワ大学も入れとくことにしました><💦





よくよく見るとてっぺんに星があったり「СССР(ソ連の略称)」と書いてあったりと赤い要素が見受けられる。
この校舎は1950年代に完成した社会主義時代の代表的な建物です。






偉い人も寒そう。





トロリーバス
そして背景の団地もやたらとデカい!!
ロシアに限らず中国や北朝鮮などの旧社会主義国は大きな建物がとにかく多い。






ボリジョイ劇場。






再び赤の広場
この壁の奥が政治の中心・クレムリン

プーチンさん会いに来たよ!オフパコしよ!!





デパートでは中国フェアが開催されており、中国の伝統芸能・京劇も観られました。
写真は団員が演目……の終わった後に休憩しているところ。




そんなことをしている間に次の飛行機の時間が!💦

ついに日本に帰るときがきてしまいました。





7. ただいま日本


ロシアから10時間。出国してから7日目。
やっと戻ってこれた……!






空港には私を出迎えにきた多数の報道陣と女學生ファン!!

…………ではなく、平昌オリンピック選手団の出迎えでした。




★ 番外編

おみやげ。

イスラエルには塩分濃度の高い湖・死海があり、その水から化粧品をつくっている)





ウォッカ
「皇帝のウォッカ」という銘柄だそうです。




クヴァス(квас)というライ麦が原料の炭酸飲料。

味は…………うーん…………炭酸入り紹興酒の風味がします……。
アルコールも少し入っているらしい。ビールやんけ。





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いかがでしたか?

ロシアもイスラエルも一般的には危ない国と言われています。
が、今までみてきたとおり、中は日本と大差のないところがほとんどです。

このギャップを体感しに、ぜひともその目で確かめてください。



もちろん、ご安全に。



かいたひと:
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