寒くなってきましたね。
みなさん、今年の夏はどうでしたか?
ひと夏の思い出、できましたか?
私は……ないしょです^^♥
あ!実はフェスに行ってきました。夏フェス。
パリピでしょー^o^!笑
……というわけで、
ハッピーサイエンスフェスこと
「大川隆法in東京ドーム」の夏フェス参戦レポを今更ながら報告したいと思います。*1
1. フェスについて
■イベント名
大川隆法 in 東京ドーム
特別大講演会「人類の選択」
”今が、その時。”
■主催
■日時
→2017年8月2日(水)
15:15開場→18:30開演→20:30頃 終演予定
実際には「18 :27開演→20 :04終演」あたり。
■会場
→東京ドーム
■参加奉納目安
→会員:10,000円以上 非会員:5,000円以上
※チケット代ではなく「カンパ制」の寄附。しかし……(後述)
■プログラム
①映画「さらば青春、されど青春。」主題歌「眠れぬ夜を超えて」
②幸福の科学紹介 上映
③奉納曲 奉納
④大川隆法総裁講演「人類の選択」
※司会:大川宏洋(大川隆法総裁の長男)
■当日の天候
→小雨のち曇り
■来場者数
→50,000人以上(主催者発表)
■ちなみに私は信者ではありません。
2. 参戦レポ
2.1 開演前
16:30に水道橋駅に着くと、既に多くの人が東京ドームに向かって歩いていた。
よく見ると、みな胸に金色のペンダントを下げている。
ペンダントにはOとRが組み合わさったマークが描かれている。
大川隆法(Okawa Ryuho)総裁が率いる新宗教・幸福の科学のエンブレムだ。
ドームの周りは人でいっぱい。
「鶴岡支部」
「和歌山支部」
などと書かれたボードを持った人がちらほらいる。
地方の支部ごとに集団で来ているのだろう。
それにブレザーを着た女の子や男の子もたくさんいる。
彼らの胸にもORマークがある。きっと幸福の科学学園の生徒に違いない。
教団のテレビ中継もやってた。
私は信者じゃないので当然引率も何もない。
web予約者用の受付に行って、入り方などをいろいろ説明してもらう。
運営の人は全体的に親切な人が多かった。
↑これを首から下げて入場した。
手荷物検査を抜けドーム内に入ると、金箔の本(1万6000円……)や『若き日のエルカンターレ』の物販、幸福の科学学園のブース、入会手続きブースが至る所に出ている。
彼らの周りには人だかりができている。
「サクセスNo.1」
「ユーアーエンゼル」
「ネバーマインド」
ポジティブな言葉がパワーワードのように各所に貼ってあった。
ニンジャスレイヤーめいている。
のめなかった(怒)
フィールドに入って客席を眺める。
「インターナショナル席」という一角には40ヶ国以上の参加者が集まっている(後で総裁の息子が言っていた)。
台湾やフランスの国旗を持った外国人もちらほらいる。
「ヘレン席」という聴覚障害者向けの席もあった。
そして大多数の信者用の指定席では、「広島」「東松島」「八戸」……教団の支部ごとに座っているみたいだ。たくさんの地名を見かけた。
席について、手渡されたアンケート用紙をみる。「ご参加ありがとうございます」なら分かるが、「ご参加、誠におめでとうございます」は独特な響きだ。
2.2 ライヴ
18時30分開演予定のところ、18時27分あたりにはスタート。
幸福の科学の各事業――教団・出版・教育・政治・芸能――のトップへのインタビューが舞台裏から生中継で映し出される。出版社と中学高校大学(仮)と政党と芸能事務所を抱えた団体とかもう宗教じゃなくてコンツェルンでは。
教団の本部長→幸福の科学学園長(?)→幸福実現党党首→ハッピーサイエンス芸能人という順にインタビューが進んでいった。その中でもなぜか幸福実現党党首の登場で観客のボルテージが最高潮になった。幸福実現党の人は、女性の投手を筆頭に全員ハキハキしゃべっていて圧倒された。喋る度に大きな拍手が湧く。しかも今度の衆議院補選の候補者まで出てきた。ぬかりない。
18時50分。いよいよ本番が始まった。
司会の大川宏洋が登壇した。総裁の長男は今度の映画の主演だしイケメンだ。だから噛まないでほしい。
先陣を切るのは今度の映画の主題歌の生ライヴ。歌うのは清水ふ……千眼美子ちゃん。来場時に手渡されたサイリウムを振り、バラードに聴き入る(東京ドームが淡い青色に包まれました)。
ライヴ中、右のブロックから
\よしこちゃぁぁぁん/
\うおおおお!ヨシコチャン!うおおおお!/
という野太い声が聞こえてきた。どの世界にもコアなファンはいる。
ふみ…美子ちゃんは歌披露後に
「みなさんの……おかげで、ここまでこれました。本当に……ありがとうございます!」
と、涙ぐみながら挨拶した。よかったね……私までほっこりしてしまった。
その後、教団紹介VTRののち「奉納曲」。生演奏かと思いきやステージアで演奏したような電子音だった……が、照明や映像(宇宙を感じる)とマッチしていてプロジェクションマッピングのようだった。映像作品としてのクオリティは高い。
曲が終わると同時に、総裁が壇上に!
周りの信者席はスタンディングオベーション!!!
2.3 御法話「人類の選択」
―The Choice of Humankind―
要旨を載せます。
※怒られたら即座に消します。
総裁「こんばんは」
(みんな「\こーんばーんわー!/」)。
ここ(東京ドーム)での開催は22年ぶりです。
今回の講演は世界40ヶ国、3,500ヶ所、2か月にわたって放映されるという。
こんなに大きな空間に人々を集められる宗教が他にあるだろうか。
それも、ひとえに教団の教えが真実だからだ。
現代の科学では証明できないが、3億年前に――恐竜が闊歩していた時代に、私たちの魂は生まれたのだ。
このときから我々の魂は、地球や宇宙などに3つの形態で現代にいたるまで連綿と続いてきた。
その魂は私が作った。
始原の神、創造の神である「アルファ神」として生まれたのである。
そして、今は7番目の文明の時代。
世界がどう転ぶか、それは今、アメリカの北朝鮮への決断にかかっている。
決断によっては100万人以上が死ぬだろう。
私は今、100万人の魂を霊界が回収できるよう必死に仕事している。
各国が愛国心を競い合っている。
確かに愛国心は重要だ。それは認める。
だがそれが全てではない。
「愛する国」に「神の正義」がなければならない。
アメリカや日本では自由に政治を批判できるが、ロシアや中国、北朝鮮ではそれすらできない。
「神」にとって国が正しいか、忘れるな。
日本のニュースキャスターが政権批判したら、安倍総理はゴルフや会食に誘って手なずけようとする(笑いが起きる)。
それでもいうことを聞かなかったら、きっと安倍総理も退陣するしかないだろう。
人類の選択肢は2つに収斂された。自由主義陣営か全体主義陣営かだ。
選択の前に迷うこともあるだろう。
だが、心を引き締めよ。迷ったら私の言葉を聞け。
とはいえ、大多数の国家は「政教分離」を掲げている。だからキリスト教国同士で殺し合える。一見対照的な「祭政一致」のイスラム教国も、イスラームの教えが曲解された今ではテロリズムに都合よく用いられている。
(神の言葉が)伝わってないからだ!(ここかなり語気つよい)
キリスト教の主、ユダヤ教のエローヒム、孔子の説く天帝、神道の天上神、イスラム教のアラー……「天なるもの」は全て一つ=エルカンターレです!私が最後の法をまとめ!今!ここに降臨した!!
(ここからクライマックス)
(※総裁が命令するたびに拍手が巻き起こります)
全国家よ!宗教を理由に戦争するな!無神論か有神論かで争うな!
正恩!核を棄てろ!!
習近平!神を信じろ!!
インドよ!多神教の上に立つ神を信じろ!!
イスラムよ!私の言葉を聞け!!
若者が車で自爆することなど!幼い子が爆弾を身体に巻くことなど!私は許していないぞ!!!
もう一度言う!
全人類よ!神のもと!融和し!発展していかねばならない!!
そのために!!神の言葉を聞け!!!
これがエルカンターレの言葉だ!!!
……ありがとうございました。
\ウオオオオ!!!(大拍手)/
司会(息子)「総裁先生の御言葉を胸に、ユートピアをつくっていきましょう」
~終演~
以上です。
長くなっちゃったので続きは後日に……。
後編ではフェスに行って思ったことを簡単にまとめたいと思います。
かいたひと:女學生 - mstdn.jp
*1:※この記事は2017/8/2にマストドン( https://mstdn.jp/@JK17sai )にて実況した投稿をもとに加筆・編集しました。