何が地下アイドルだ、オタクは地下神殿に行け。
首都圏外郭放水路 is 何
首都圏の外郭(近郊)にある埼玉県の低地帯、江戸川などが流れる地下に2002年に完成した人工河川。
主な役割は、洪水で地上の川が増水したときにこの放水路に水を流すことで、川が氾濫して首都圏の市街地が水浸しに……という災害を防ぐこと。
中でも調圧水槽という巨大な空間は大きな柱が林立していることから「地下神殿」として特撮やPVのロケ地にもなっています。
この放水路、実は事前予約制の見学会で中に入れます。
というわけで先日、首都圏外郭放水路の見学会に行ってきました。
オタクは埼玉に行け。
首都圏外郭放水路は埼玉にあります。
というわけで埼玉に来たよ。
しんちゃん。
春日部駅からバスで向かいます。
江戸川。
ちょうどこのあたりの真下に通っている……らしい。
庄和排水機場。
ここで水の量を調節します。
見学会の集合場所、「龍Q館」。
ツアーが始まりました。
展示を使って放水路について説明してくれます。
やはりというかやっぱり子どもが多い。けど大人も少なくない。
ここから地下に潜ります。
ガイドさん「地下20m、116段の階段を下ります」
ふええ><
ここを下りてきました(後で上ることになる)
ここから後ろを振り返ると……。
コンクリート製の柱は荘厳な雰囲気を醸し出すため……ではなく、大量の水が流れ込んできたときに浮力で水槽自体が浮き上がらないように「おもり」として打ち込んでいるそうです。
天井も高い!
大穴の底、地下70mに地下河川が流れています。
ツアーの最後は大きな穴、立坑をのぞきます。
写真だといまいち迫力が伝わらない。。。
本当に奈落の底みたいです。
巨大構造物はいいぞ
こういったインフラ施設、本来観光名所でもない構造物を観光するのは最近流行っています。
実際勉強にもなるし、なにより見ていて楽しいし、オタクはぜひ行け。オタクじゃなくても行け。そう思いました。
現在開催しております社会実験見学会は、本年12月26日(水)で一旦終了いたします。
見学会の魅力を高めるための改修等を施し、2019年春ごろから再開を予定しております。
ぜひ新たな社会実験にもご期待ください。
※12/27~2019年春ごろまでは見学会は開催いたしません。
※新たな社会実験の開催につきましては、あらためてホームページでお知らせいたします。(2019年3月頃掲載予定)
予約は早めに。
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このエントリは“今年行ってよかったところ Advent Calendar 2018”2日目の参加予定だった記事です。
掲載が遅れて申し訳ありませんでした……。