私は旅行するとき、なるべく観光地以外のところを見たり行ったりしているように心がけている。
本当に「なるべく」だし、ふつうに観光もする。それにそんな大それた行為でもなく、ただちょっとだけその街のふつうの人たちの後をやんわりと”尾行”しているだけ。
ふつうの市街地を歩くと、その街(国)にはどんな車が走っているか、路上はきれいか、家の広さは……。観光名所は「お化粧」していても、路地裏はまるっきり違ったりする。
市場やスーパーに行けばその土地でとれる魚や果物がわかる。輸入品であっても、日本や地元からは聞きなれない国や県の名前が書いてあったりもする。
知らない街の市場はとても色鮮やかだ。
「旅行に行ったときは観光地はほどほどに、必ずスーパーに寄る」と言ったらわりと驚かれたんだけどスーパー行くよね
— 鱗 (@chor_co) 2017年9月11日
単純に晩酌用の買うほか、その土地の人がふだんなにを食べてるかどんなものがどんな値段で売ってるか 超面白い
新聞を買っても難しいことはよく分からないし、外国語だったらなおさら。だけど、文字以外の情報……カラフルな広告や一面の写真を眺めるだけでも面白い。
テレビも同じだと思う。ローカルCMとかね。
それに、たとえば香港にはフリーペーパーみたいにタダで配る無料新聞があったり、沖縄の「お悔み」欄には亡くなった方の本名と一緒に「屋号」という商売上のニックネームが載っていたりする。こういうメタなところや細かい発見が面白い。
もちろん、それだけで土地のことを分かった気にはなれないし、なってはいけないだろう。「理解する」という行為はもっと地に足をつけて行うべきだ。
それでも私たち観光客は、自然な心理としてその土地の「本物らしさ」に触れたくなる。
○○でしか見れない「本物の□□」を見たい!
○○でしか味わえない「本物の□□」を食べたい!
何が本物で何が偽物か、たとえ本当はわかっていなくてもより本物の体験を私たちは求める(それは旅だけではないはずだ)。
そのときに、何気ない、日常の生活と同じことを旅先でするだけでも、その街の雰囲気が(完全には無理でも)伝わってくるはずです。
https://www.instagram.com/p/BXil-VYFOik/
「旅に出る理由」は……あんまり深い理由はないです^^;
いいじゃんJKがバイトで稼いだお金なんだから好きに使わせてよ(# ゚Д゚)
強いて言うなら、知らない街で知らない人、知らない言葉の中に身を置くと「生きている」って実感する……かな。
……。
…………するよね?
イキリオタク構文みたいな〆になってしまった……。
みなさんも参考までに。
もちろん迷惑をかけない程度に、トラブルに巻き込まれないように、ご安全に。