女學生ノオト

17歳JK、高2の日記です(╹◡╹✿)

日常 #180508

柄にもなく忙しい。



ここ数日ずっと、私は落ち着きなく動き回っている気がする。
だからMastodonにもTwitterにも顔を出していない(SNSで出すのは顔というか文字なんだけどね……あと自己顕示欲)。



でも正直、本当に忙しいわけではない。
人よりも物覚えが悪くて要領も悪いから、他の人がふつうにこなせることにも時間がかかってるだけで、だから慌ただしく見えるだけだ。


これは別に卑下してる訳ではなく、17年の人生で自分を客観的に見つめて下した結論です。
むしろこのことを正直に認めるまでに長い時間がかかった。17年。
自分えらい。

まあそんなわけで、だめな自分だけど、生きていくしかない。

ではまた。

朝鮮民主主義人民共和国訪問記②

前回。

jk17.hateblo.jp




目次。

jk17.hateblo.jp

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今回は全体の3日目、共和国(北朝鮮)滞在2日目の旅行記です。
板門店軍事境界線)→開城→平壌――という行程で廻ります。


※共和国=北朝鮮
南朝鮮=韓国



3-1. 平壌の朝は早い。

共和国旅行2日目。
この日は
「朝6時に起きてくださいね、7時半には出発しますから」
と言われていました。

朝食はバイキング形式。
見た目がみすぼらしいのは私の取り方が雑なだけです。





早朝の平壌市街。
もやがかかっている。9月でも肌寒い……。




ホテルの玄関。
早起きチャレンジは無事成功。
今日は遠出します。




ホテル全景。


3-2. お出かけ

4日間乗ることになる私専属車。



共和国の高速道路。
韓国や中国本土と同じ、右側通行です。




高速道路なのでもちろんサービスエリアもあります。




道路が傷んでいて車がやたらと揺れる。




ときどきこういうモニュメントが現れる。





3-3. 板門店

東西冷戦最後の最前線・板門店に着きました。

南朝鮮(韓国)側から入ると
「何が起こっても自己責任な旨の誓約書を書かされる」
「英語の書かれたTシャツなど資本主義的な服装NG」
などの安全策(脅迫)をとられると聞きますが、共和国は違います。




中国人が爆買いしてるもん。

中国人観光客は至るところで見かけました。
漢方薬になる高麗人参朝鮮人参)を爆買いするらしい。
ガイドさんいわく
「中国人は大金を落としてくれるからありがたいけど、ガイドの話を聞かずにそのまま買い物したがる。欧米人や日本人は歴史や文化に興味を持ってくれるからやりがいがある」
とのことでした(※数年前の話です)。

みんなも共和国に行ったらちゃんとガイドさんの話に耳を傾けてほしい。




板門店の地図。




人民軍の同志が解説してくれる。




どの部屋も、この2人が見守っている。




休戦会議場(全員中国人)。




休戦協定を調印した建物。
座っているのは国連軍の代表者……ではなく中国からの観光客。




金日成主席の直筆サイン。
あまりにもアイドルすぎてサインが石碑になっちゃう。




軍事境界線
青い建物は境界線上、その向こうは南朝鮮(韓国)です。
金正恩委員長はこの一線を超えて南朝鮮側の建物で会談しました。




遠くには南朝鮮の太極旗が翻っている。





3-4. 開城

板門店を離れ、共和国第二の都市・開城(ケソン)を観光します。


「離れて」といってもすぐ隣、南側にもほど近い街です。




首都・平壌以外の都市はみすぼら……庶民的です。

革命の首都が輝いているだけ。




昔の大学、高麗成均館(世界遺産)。




金日成同志も巡礼済みです。




封建時代の奴隷の値段は牛より安い。
もちろん社会主義での人間の価値はプライスレスです。





イデオロギーはともかく、博物館らしい民族衣装の展示も一応あります。




現在の大学。


3-5. ぼっちめし in 朝鮮民主主義人民共和国

昼食です!
すごい!豪華!
参鶏湯!
昼からビール!!社会主義の勝利だ!!!



なんでぼっち飯なんだよ!!!

ガイドさん2人は別の部屋で昼食を済ませたようです。なんでだよ。
そして奥の集団は欧米人の団体ツアーみたいです。この後も何回か見かけました。





お墓(世界遺産)。
この写真を撮った直後、ガイドさんに勧められてに乗っかりました。





ラウンドアバウト(環状交差点)じゃん。




広場です。
どこでもこの二人が見守ってる。




トウモロコシを干しているところ。
現地の主食です。




お墓②。古墳です。








平壌は世界に向けて「社会主義の豊かさ」をアピールしたような高級ホテルや巨大な銅像が立ち並ぶ。開城ではそんな首都とは違う、等身大の共和国を垣間見れたような気がしました。




3-6. 巨像

高速道路で約3時間、また平壌に戻ります。


平壌の玄関。




観光といえば高い建物。
主体思想塔(チュチェしそうとう)に登ります。




もちろんお土産屋もあります!
商売っ気がない? これだから資本主義者は……。




展望台からの景色。






主体思想塔のてっぺんにそびえる炎です。思想の炎らしい。









世界最大の廃墟……と言われていた柳京ホテル(予定地)。
黒歴史だからスルー……かと思いきやちゃんとガイドしてくれました。




平壌市民の皆さんも帰宅の時間。私たちも帰りましょう。




独裁、貧困、混乱……。
共和国のイメージは決して良くはないし、それは事実に近い。
でも、平壌はそんなマイナスのイメージからかけ離れた、あまりにもきれいで整然とした街並みが広がっています。平壌以上に「美しい」都市は日本にないはずです。
もちろんそれは見せかけでしかない。だからなのか、平壌の「美しさ」は余計に不自然な……なんというか「人間性のない」冷たい街並みに見えました。


不謹慎だけど、私はそんな「冷たい」景色にも惹かれます。





3-0. おみやげ

現地で買ったお土産類です。


コリアニメーション……?




ミネラルウォーター。いろんなところでもらった。




ホテルで観たテレビ番組(外国人向けのホテルなので外国の衛星放送もちゃんと観れます)




絵ハガキ




金正日総書記と小泉首相の朝日首脳会談。




*   *   *

次回(明日)も引き続き平壌市内を廻ります。

気長にお待ちください。。。



かいたひと:
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困難は分割せよ

困難は分割せよ。

突然、数学教師が言った。




*   *   *


といっても、おおげさな人生訓ではないようだった。今は数学の授業中だからだ。
どんなに難しい問題も、一つ一つの手順は単純な計算に過ぎない。
難問だからといって諦めてはいけない。落ち着いて、一つずつに分けて計算を解いていこう。そうすれば解答が出るはずだ……。

そういうアドバイスを端的に表現した言葉らしい。
後で調べたらデカルトとかいう昔の有名な人の言葉だった。昔の人はいいこと言うなとつくづく思う。

ただ、先生はその後にこう付け加えた。


「これは人生でも同じだ。これからみんな、大人になったら苦しいこと、つらいことに何度も当たるはずです。
でも、本当にどうしようもなく大きな壁ほど、冷静になって課題を一つずつこなしていく。そうすれば、どんなことだってこなせるから。
人生の高い壁ほど『困難は分割せよ』」




*   *   *

陳腐な表現だとは思う。
毎年同じことを同じ学年に向かって言ってるに違いない。

でも、難しいことほど冷静になって、一つ一つの手順を見きわめて、分解してこなしていかなければならない。これは真実だろう。

そして、
「冷静に」
「一つ一つの手順を見きわめて」
「分解してこなす」こと、それ自体が難しい。困難を分割できる人は、そもそも困難を困難と思う前にバラバラに分解して消化してしまう。だからデカルトは偉人になれたんだ。

それでも。
私(たち)は、生きているだけで困難が有り余るほどある。そしてそれは、分割する隙間もないほどに複雑に絡み合っている。
たとえ完全には無理でも、落ち着いて一つ一つに取り組んでいかないといけない。複雑な生きづらさに押しつぶされないように。
少なくとも、一見して何もできそうにない困難だからといって悲観する必要はない。
生きていきましょう。


*   *   *

結局、先生が解説した難問は私には理解できなかった。

困難は分割せよ。
高校生の私は、まだ本当の困難を知らないのかもしれない。







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*   *   *

今日はエモポエムでした。
近日中に共和国旅行記を更新したい。


『困難は分割せよ byデカルト』を科学的に検証してみた。 | コラム


君の知らない物語 supercell - 歌詞タイム
↑“~~に押しつぶされないように”って書いた後にどっかで聞いた表現だな……と思ったらこれでした。



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アクセス数に惑わされている

日記のアクセス数が減った。



とくに何かまずいことを書いたわけでもなく、更新を放置していたわけでもなく、ただただ突然アクセス数がそれまでの1/2にがくんと減った。


だから何、という話でもない。
この日記は「お気持ち表明」の連続なので有名になってもらっても困る。
そもそもアフィリエイトに登録していないのでアクセス数を気にする必要は無い。

それなのに、ついつい今日のアクセス数が気になってしまう。

そういえば、ここ最近になってマストドンツイッターエゴサーチをよくするようになった。
自分の名前が言及されていないか、ときどき気になってしまう。



ちっぽけでつまらない人間が、ちっぽけでつまらない数字を気にしてしまう。

自分はダメだなあ…………と思ってしまう。
けど、そうはいっても私も平凡な若者だってことなんだろう。過度に悲観しても何もよくならない。


そんなダメな私のことを、ときには俯瞰して冷静に見つめていきたいな。
そう思っています。





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すぷりんぐ、はず、かむ。

春が来た。
桜が咲いて、桜が散って、木々の緑が輝いてみえる。



私は春が嫌いだ。
なんで春が嫌いなんだろう? 自分でもよく分からない。

でもなんとなく、幸せそうな春の街が苦手だからかもしれない。



春は出会いの季節、と誰かが言う。
学校は新学期が始まった。
新しいクラスで、みんながお互いに――力関係を探り合いながら――仲良くなろうとしている。

私は人と仲良くなるのが苦手だ。
できないことはないけど、親しくなるまでに時間がかかる。
自分に魅力がないからだと私は思っているが、そんなことは相手が知るわけもないし、そもそもみんな私に興味があるわけでもない。

なんとなく、私と他者の間に見えない壁がある気がする。
大げさに言えば、《社会》と私との間にはとても小さな――しかしとても決定的な齟齬があるように、理由もなく思う。

なんでだろう?私は普通に暮らしたいし、皆と同じように人生を歩みたい。
でもなんとなく、そんなことできない、お前は《社会》に溶け込めない、と暗示をかけられている。
そんな妄想にとらわれている。

じゃあ、その《社会》ってなんだろう?
他者――私にとって、得たいの知れない存在である人間が集まれば《社会》になるのだろうか。
私は《社会》について知りたい。
そんなことを、ちっぽけな私は今考えている。




春が来た。
山も川も、ひょっとしたら私たちの《社会》も、幸せに包まれてみえる。

私は春が嫌いだ。
幸せそうな《みんな》と幸せになれない私の間の壁が、否応なしに見えてしまう春が嫌いだ。

いつか私にも春を祝える日が来ればいいなと思いながら、春が過ぎ去るのを待ち続けている。




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